脳梗塞はコレステロールから来るドロドロ血や、糖尿病から来る高血糖のネバネバ血の動脈硬化やコーヒー・タバコによる脳血管の収縮・弛緩やストレス・活性酸素・血液が濃いなど、様々な要因から脳梗塞(ラクナ梗塞)を発症します。ラクナ梗塞は「かくれ脳梗塞」とも呼ばれ、発作がない状態のまま、ラクナ梗塞が脳のあちこちに発生して少しずつ症状が進行していく場合を多発性脳梗塞(たはつせい のうこうそく)と云います。 多発性脳梗塞になると、言語障害、歩行障害、嚥下障害(えんげしょうがい:食べ物が飲み込み難くなる)などの症状や、認知症(痴呆:ちほう)の症状が現れたりします。
 「たちくらみ」や「言葉の語尾が不明瞭になる」「頭が重い・痛い」などの症状に気付いたときは直ぐに「脳外科の専門病院」へ大至急受診するか、119で救急搬送を依頼して下さい。発見が早く症状が軽く、処置も早ければ、1〜2週間の点滴療法で退院できます。でも問題はこれからです、治ったと思って、予防・養生をせずに、ほったらかしにして置くと3〜5年ぐらいでまた再発します。今度は前回よりも症状が重く、半身麻痺・言語障害など、身体が不自由になってきます。梗塞した個所は壊死を起こしておりますから、この部分の脳は破壊されております。脳梗塞はこのようにして、脳が壊れてゆく箇所が拡がってダメージが深くなってゆくことです。ただし壊れた脳細胞は再生できませんが、その隣で眠っている細胞を働かせて(活性化)してやれば、脳全体として機能を果たす事が出来ます。
 漢方の手当ての基本は「予防と養生」です。まず「ドロドロ血・ネバネバ血」を改善して、血管の弾力性を増し血管を丈夫にする人参・牛黄配合の熟成ニンニクエキス「レオピンファイブ」や高食塩摂取で高血圧などの人の血行障害の改善に天然型ビタミンE製剤の「トコベールE」や血栓を防ぐ働きの霊芝菌糸体培養抽出エキスの「紅芝泉」などを用います。
 また、半身不随・言語障害・思考力の低下などの方には、予防・養生薬と併せて、駆?血作用や補気作用のある「補陽還五湯(半身不随の状態を本に戻す意味)」や「続命湯」などを用います。
まず、一度目は軽くすんでホットした。つい、まぁいいやと楽観してしまいますが、これは、あなたが今まで生きてきた人生の中で行って来た食生活・生活習慣の結果から来る警告です。つまりイエローカードが1枚出されました。このまま、食生活・生活習慣なにも変わらなければ、3年後にレッドカードがやって来ます。その時あなたの身体は、残念ながら悔やんでも悔やみきれない事になってしまいます。
 「こころが変われば、行動が変わり。行動が変われば、人生が変わり。人生が変われば、運命が変わる。」是非、自分の力で行動を変えて、運命までも良運に変えて下さい。