木枯らしの吹く寒い季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年は、猛暑の夏が秋まで長く居座っておりました。漢方では、これを「至りて去らざるを大過」(たいか=多すぎる)と呼び、異常気象の現象とします。
このような年の、冬は極寒の冬が予測されます。つまり炎暑の夏から、いきなり極寒の冬に突入してしまいます。その予兆として、北海道、青森県・長野県では例年よりも早く、初雪が観測されております。2年前の2005年の新潟県や長野県を襲った大雪の当たり年と同じような、パターンです。北日本では大雪警報が発令され、東日本では異常乾燥注意報が発令されるかもしれません。
 私たちの健康面から見ますと、夏の猛暑で発汗して、毛穴が開いて緩んでいるところに、いきなり寒気(邪気)が侵入して、身体の奥深くに潜伏します。
これが、身体に深刻なダメージを加えます。
 無防備な身体が、抵抗力や自然治癒力が低下している状態で寒気(邪気)に侵されますと、インフルエンザやノロ・ウィルスなどに、たやすく感染して、嘔吐・下痢、40度以上の発熱など、危険な状態に陥ります。
 または、手足・頭が寒気で冷やされると、血管が収縮して、高血圧になったり、脳卒中や脳梗塞や心筋梗塞などの循環器の病気を引き起こしたり、鼻や咽喉・気管支・肺などか寒気(邪気)に侵されますと、咽喉が痛む風邪や激しい咳・喘息・気管支炎・肺炎などの病気を引き起こします。
 また、寒い場所で身体が冷やされると、肩こり・筋肉痛・手足のしびれ・神経痛・リュウマチなどつらい症状が出てきます。
 このような、極寒の季節には、「冷えと疲れを取り去り血行を良くする、キョーレオピン・レオピンファイブ・レオピンロイヤル」で身体の内側から温めて、身体を守るようにして下さい。
 また、身体を温めるティーバック式の漢方のお茶「ロイマン湯」を併用されますと更に快適に寒さの冬を乗り切ることが出来ます。お申し出いただければサンプルもご用意してお待ちしております。お問い合わせください。
 冬の養生法としては、頭や首を寒風に当てない事です。外出時には、毛糸の帽子をかぶったりマフラーをしたり、腹巻をしたり、女性はシルクのスカーフを首に巻き襟を露出させないことです、シルクのスカーフは寝る時にも肌身に付けて眠ると気持ちよくぐっすり眠れます。お風呂も身体を温めてくれますので、入浴剤を入れて、ゆったりと入浴してください。その他の養生法は、お問い合わせいただければ、詳しくご説明申します。
 皆様、この冬を「健康で、お元気に」過ごされますよう御祈念申し上げます。