2008年はむしむし暑い夏や、ゲリラ豪雨など湿度の多い年となりました、その影響で暑邪と湿邪が身体に入り込み、肺に湿熱が入り込んで「肩こり・目の病気・不眠症・血圧・身体の重だるさ・下痢」などの症状の方が多くなりました。
そして秋から冬にかけて、朝晩の冷え込みが厳しくなると、体の中に深く入り込んだ湿邪が寒さと一緒になって腎に纏わりつきます、そうすると「のどが痛い・背中が寒い・咳が出る・ぜんそくが起こる・ふしぶしが痛む・腰から下が重だるい」などの症状の方が増えます。
秋から冬にかけての湿邪・寒邪・腎著には「小青龍湯」「麻黄細辛附子湯」「桂枝加朮附湯」「苓薑朮甘湯」などの漢方処方を使います。
 このように、夏から秋にかけての肺の湿熱には「葛根黄連黄?湯」を使います。
九月から十月にかけて、血圧が急に上がって顔が赤くなった方や、身体が重だるく
下痢をした方や、目が充血して飛蚊症がひどくなった方に「葛根黄連黄?湯」が患
者さまも驚くほどの効果が出ました。

<お客様のお便り>
  10月に「葛根黄連黄?湯エキス」を飲んだ千葉県にお住まいのH・Yさんからお手紙を頂きました。
 私は、4年前から、両方の眼が、飛蚊症になり、眼科に何十回と行ったけど、一生治らないと言われました。年を重ねるごとに、網膜はく離や白内障になる恐れがあると言われました。病院でもらう目薬だけで、特にひどい時はステロイドの入っている目薬を何十回も使い続けてきました。飛蚊症は年々ひどくなり、さらに今年に入ってからは、左目の端に、光がパッと入ったりして気分が悪くなりました。2年前から更年期に入り身体中が熱く特に首の後ろと、頭がぼうっとして冷やしても冷やしても、24時間熱が取れませんでした。
 今年の夏は、夜寝ていても2〜3回目が覚めて、やっと寝付いても朝起きると、汗でシーツが私の体系にびっしょり濡れていました。
 そのうち、ひどい目の痛みが起き、朝あまりの痛みで瞼が開けられず目を閉じたまま手探りで目薬を点しました。
 一仙堂へTELし相談したら「かっこんおうれんおうごんとう」を勧められ、10/18(土)に初めて一服のんだ、一服目であれっと感じるほど、頭のぼうっとした苦しさが取れてきました。飲み始めて3日目から飛蚊症が少し落ち着いてきて減ってるのがわかりました。身体が疲れてくると、目の前にびっしりと黒い点が出ていたのに、目がすっきりと見やすくなりました。
 2週間ほどで、まぶたの痛みがへり、安心して目をぱちぱちすることができるようになりました。
 ひどいドライアイで目の表面ががさがさしているのを感じ、目の痛みが一生続くと思うと暗く落ち込んだ気分でした。それがやわらいできたのがうれしい。
 今は、1日3回かっこんおうれんを飲んでいます。3度の食事に気をつけて、特にコーヒー、コカコーラ、ジャンクフードを食べないようにしています。
 かっこんおうれんの効果が最高に出るよう日々暮しています。ありがとうございます。

<店主のコメント>
 
H・Yさんは、以前は「黄連解毒湯」を服用しておりましたが、連用すると、下痢をして困るとのことで、心熱ではなく肺熱を取る兄弟処方の「葛根黄連黄?湯」を選びました、毎日連用しても、下痢しないとの報告もありました。

<今年の冬は風邪やインフルエンザが大流行>
 地球温暖化が叫ばれておりますが、今年の冬は温暖な冬の季節に強烈な寒気が侵入して来るので、薄着など油断して肌をさらしていると、ゆるんだ毛穴から寒邪が身体に深く侵入して、激しい咳や、のどの痛みや、胸の痛みなどのひどい風邪になったり、こじれて長引く風邪をひいたりします。
 
年末年始のあわただしい季節にこそ、バランスの良い食事、たっぷり睡眠を取って下さい。疲れが溜ってなかなか抜けない人には、毎日飲むニンニクの自然薬の「キョーレオピン」「レオピンファイブ」「レオピンロイヤル」やエゾウコギの「エナックロイヤル」牛黄製剤の「霊黄参」「能活精」鹿茸製剤の「霊鹿参」や活性酸素除去剤のパラジウム・プラチナコロイド溶液の「パプラール」などがお薦めです。

年末年始の忙しいときほど、身体をいたわるように、身体にやさしい自然薬を補給して毎日、元気で健康にお過ごしください。

 風邪もひいてから、あわてて治療するよりも、かからぬように普段から免疫力や抵抗力を身につけるようにして下さい。
 「予防の一薬は治療の百薬にまさる」との格言もあります。
当店では、予防と養生の健康指導や、風邪や新型インフルエンザ対策等を研究して、皆様方の健康を守るため活動しております。
 
新型インフルエンザ防止のための「抗体マスク」の導入や、新型インフルエンザ危機管理マニュアルを作成して皆様に配布しております。
 ご希望の方は店頭にてお申し出ください。
風邪などでお困りの時も、お電話下さい。対処法をアドバイスいたします。

<新型鳥インフルエンザが大流行の恐怖>
 新型インフルエンザウィルスとは、人類にとって未知の防衛手段(免疫)を持たない、インフルエンザウィルスです。
一説によると、地球温暖化の影響でシベリアの永久凍土地帯の厚い氷の層が溶け出して地表がむき出しになり、今まで埋蔵されていた古代の動物や人間の死骸が地表にむき出しになり、それを昆虫や小動物たちが食べ、食物連鎖で鳥たちが食べて、古代のレトロウィルスに感染した渡り鳥たちが、冬になってシベリアから渡ってきて、これがヒト型に変異して、人間に感染し伝染していく図式です。

新型インフルエンザは40年周期で世界的に大流行し、多くの死者を出してきました。
新型インフルエンザには、全ての人が免疫を持ち合わせていないため、もし発生したら人から人へ急速に拡大し世界的規模の大流行(パンデミック)を起こす危険性があります。
国の試算によれば、日本人が海外で新型インフルエンザに罹り、感染に気がつかず帰国した場合、北海道から沖縄までわずか2週間で感染が広まり、感染者数は36万人に達し、感染者数はその後、さらにネズミ算式に急激に広がっていく可能性があります。

感染経路は5年前中国で大流行したサーズ(SARS)の時と同様に、患者から出る、咳・くしゃみ・つば・鼻水などが空気中にまき散らかされて伝染する、空気感染・飛沫感染です。
患者から出された新型インフルエンザウィルスが空気中を浮遊しており、そのウィルスが呼吸とともに口・鼻・のど・気管などの粘膜に付着すると、たちどころにウィルスが増殖して感染してしまいます。

特に7歳以下の小児と70歳以上の高齢者は抵抗力が弱いために、発病すると、ひとたまりもありません。
はじめは、のどが痛い・ふしぶしが痛い・からだがだるいという症状から急速に、高い熱が出る・激しい咳がひっきりなしに続く・激しい嘔吐・激しい下痢などの症状が出て身体が衰弱し危険な状態になります。

インフルエンザワクチンの予防接種は、現在のところ、Aソ連型やA香港型・B型などの過去に流行したワクチンを接種しておりますが、これは新型の「高病原性H5N1強毒性鳥インフルエンザ」には効果がありません。

また、ワクチンは血液中で抗体を産生してウィルスをブロックしますが、口・鼻・のど・気管の粘膜にウィルスが付着した場合は感染を防ぐことはできません。
プレ・パンデミックワクチンというワクチンも生産されておりますが、一般の人たちが接種を受けるところまではいっておりません。

自分は若いから・体力があるからと云って、体力自慢をする人も、ウィルスや細菌と戦う力(抵抗力・自然治癒力)は別物ですから、油断は禁物です。

<新型インフルエンザの危機管理方法>
1. 疲労や過労、徹夜などの睡眠不足、暴飲暴食・二日酔い、たばこの吸いすぎ・受動喫煙、発熱・嘔吐・下痢、食欲不振、ストレス過多の時は、免疫・抵抗力が弱っているので感染しやすくなります。たっぷり睡眠と十分な栄養と休養を取って下さい。

2. インフルエンザ流行時は人が多く集まる場所や人込みを避けて、旅行など交通機関で移動せずに、なるべく自宅で待機してください。

3. 外出は必要最小限として、必ずマスクを着用し、眼鏡をかけたり、帽子をかぶったりして、
なるだけ肌を露出しない服装にしてください。

4. マスクは60日分備蓄して下さい。インフルエンザが終息するまで、これくらいの日数がかかります。(厚生省も自治体もマスクの備蓄を呼びかけています)。

5. マスクは通常のガーゼのマスクよりも、不織布で作ったウィルス・花粉マスクや抗菌マスク、更にはワクチンを塗布したウィルス抗体マスクなどを使用すると良いです。

6. 世界的規模の大流行(パンデミック)になった場合、人々の移動を禁止する、自宅待機令(過去に東海村の原子力施設の臨界事故で自宅避難が発令された)が発令されるかもしれません。天災時と思って食料も、ある程度の備蓄(2週間)をされるとよいでしょう。

7. ウィルスは湿度30パーセント以下で空気中に浮遊して遠くまで飛散するので、加湿器などを使って室内の湿度を50パーセント以上に保って下さい。  
     
8. 空気清浄機もウィルス除菌・光脱臭・加湿・マイナスイオン生成などの高機能の空気清浄機を使用すると良いでしょう。

9. ウィルス除菌用の消毒剤として、大幸薬品製造の「クレべリンS・クレべリンG・ビクレ」という「二酸化塩素」成分の消毒剤があります、ガス状で揮散して室内の空気を消毒します。

10. 発病して高熱が出た場合は、解熱剤の「アスピリン・バファリンやボルタレン」などの医薬品は使用してはいけません。若者へのタミフルの投薬も必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。

11. 高熱や下痢などの時は、身体の水分が失われて、脱水症を起こす場合があります。経口保水液(ORS)や当店製造の「飲む点滴」で水分とブドウ糖やミネラルの補給をして下さい。(飲む点滴はお問い合わせください)。

12. 漢方薬は自然治癒力を良くして早く回復する手助けとなります。特に牛黄・人参や麝香
羚羊角や地竜などの動物生薬や症状に合わせた漢方煎じ薬は、ツライ症状を解消して、
弱った身体を回復させてくれます。

13. 当店ではインフルエンザ対策をご指導致しております。