赤い野菜で

 暑い夏を乗り切ろう

 
     
         

 熱中症がニュースなどでも報じられておりますが、立秋を過ぎても残暑はまだまだ続きます。長期間暑さに曝されると熱疲労から夏バテを起しやすくなります。漢方では、それぞれの季節にテーマカラーが決められており、「燃え盛る暑い夏は赤い色」となっており、この季節に収穫される赤い食物、スイカ、トマト、ニンジン、赤唐辛子、赤パプリカ、など、リコピン、カロテンなど赤い色素を含んだ赤い野菜を食べる事が健康の秘訣となります。
 特に、パプリカの栄養は効能・効果とも特筆すべきものがあります。その注目される栄養素がビタミンPです。ビタミンPは毛細血管の透過性を良くして血管壁を丈夫にする働きや、活性酸素を除去して血圧上昇を抑えたり、心筋梗塞の予防や、血液中の中性脂肪を減少させる効果など、心臓や血管系の病気のリスクを抑えてくれます。またポリフェノールの一種である「クエルシトリン」には抗うつ作用などの効果もあります。このように赤い野菜を積極的に取り入れて元気に夏を乗り切って下さい。

 

冷やしトマトおでん 4人分

 材料A
 ミニトマト   8個 包丁で切れ目を入れ湯引きして皮を取り半分に切る
 ミョウガ    1パック  薄くスライスする
 赤パプリカ  1個     外側から皮をそぐようにスライスする
 茹で卵     2個    タテに半分に切る
 はんぺん   1パック  三角形に切る
 ジャガイモ   1個    サイコロ状に切り、下茹でする
 おくら     4本     半分に切る
 ホタテ     1パック
 ひがしまるうどんスープ  4袋

 材料B (ちょい足しトッピング)
 削りカツオ節   1パック
 瓶詰ウニ     小さじ1杯
 梅干し        1個 タネを取り包丁で刻み、三種類を混ぜ合わせる


 作り方
1. 鍋に水800ml入れ、中火で煮立ったら、ひがしまるうどんスープを入れ、材料Aを入れて、一煮たてして、粗熱を取ってから、タッパーに入れ冷蔵庫で冷やす。
2. 白いお皿4枚に均等に盛り付けして材料Bの、ちょい足しトッピングを乗せる。
3. 味と彩りを良くするのに、水菜、ルッコラ、黒オリーブの実などを添えると、更にゴージャスになります。