桜の花の料理でハレの門出のお祝いを

 
     

 桜の咲く四月になると、新入学や新入社などハレの門出のお祝いなど目出度い日がやって来ます。
 「サクラ咲く」は合格の知らせなど吉報の便りです。桜を使った料理は目出度い祝いの席で使われますが、実は、桜には身体にとても良い効能があります。
 まず、桜の花弁には「AGEs抑制作用」と云って、細胞が糖化タンパク質を生成して老化して行く働きを抑制する効果があるのです。さらにコラーゲン生成作用を促進する効果もあります。つまり桜の花弁を食べる事で皮膚の細胞のコラーゲンを生成して、糖化タンパク質生成を抑制する事で、皮膚の老化を防ぐ働きと、肌を美しく保つ美肌効果があると云う事です。
 日本人は平安時代の昔から春は桜を愛でながら、桜茶や桜餅などをいただく風雅な習慣があり春爛満を楽しんできました。
 巳年の今年は長いデフレから脱却して「人が集まり、人が空騒ぎする」そういう年廻りで、忙しさの中に風流を楽しむ閑(カン)ありです。桜を愛で陽気に浮かれて楽しむことが明日への活力になります。
 今月は鯛と桜の花をあしらった炊き込みご飯を紹介します。


桜の花びらを散らした鯛の炊き込みご飯 4人分

 材料
 鯛(中型300g)    1尾
 米            2合
 桜茶(桜の花弁の塩漬け)  5枚
 昆布茶        小さじ2杯
 日本酒        100ml
 三つ葉        1把
 生姜          20g
 塩           少々


 作り方
1.鯛のウロコを取り、頭を左にして背に十字に包丁で切れ目を入れ、背ビレ、腹ビレにも包丁入れ、化粧塩をふりかけ、バーナーかロースターで皮目やヒレを焼いて香ばしくする。
2.生姜は小口に薄く輪切りにしてから千切りに切る。
3.三つ葉は、根を切り落とし、1cm幅で切りそろえる。
4.米2合を水で研ぎ洗いして電気釜に入れ、規定の分量よりも少なめの水を入れ、三つ葉、生姜を入れ、その上に鯛を乗せて、桜の花弁を散らす。
5.日本酒100mlに昆布茶、小さじ2杯を入れかき混ぜて加える。

 アドバイス
 鯛の皮にはアスタキサンチンとコラーゲンが含まれ、美肌効果と老化防止作用があるので、桜の花と組み合わせがピッタリです。