寒い冬に身体ポカポカ・

お肌すべすべの食養生法

 
     
         

 寒い冬に、おすすめの健康食材は、「シナモン」です。シナモンはお菓子作りにかかせないスパイスで「ニッケイ」とか「ニッキ」と呼ばれておりますが、漢方では桂枝(ケイシ)と呼びます。
 桂枝は補陽(身体を温める)・解肌(肌を美しく)する美肌効果があります。
さらにシナモンの効用として、抗菌作用や痛み止め、血行をよくして冷え性や肩こりを改善、発汗作用や健胃作用など、幅広い作用をもっています。
 又、抹消血管を拡張、血流を改善、糖尿病による血糖値の上昇を抑える効能や高血圧の改善、Tie2(タイツー)という成分を活性化させることによる毛細血管の血行促進と老化防止作用があります。

 

サツマイモとリンゴとレーズンのシロップ煮

 材料
 サツマイモ     2本  (なるだけ太いもの)
 リンゴ        1個   (固くしまって酸味が強いもの)
 レーズン      大さじ2〜3杯
 砂糖         大さじ4~5杯(50g〜70g)(ザラメ又はグラニュー糖)
 バター        小さじ1〜2杯(5g〜10g)
 オレンジキュラソー 大さじ2杯(50ml)
 シナモンパウダー  少々 (仕上げに、食べる時にふりかける)


 作り方
 サツマイモは洗って、皮付きのまま6〜7cmの厚さで輪切りにする。リンゴは縦に8等分に切り、皮をむいて芯を取る。大き目の鍋に、サツマイモを円筒状に並べて、その上に、切ったリンゴを平に載せる。
サツマイモの半分の高さまで鍋に水を入れる。レーズンを水の部分に入れる。蓋をして中火で30分程煮る。サツマイモに火が通ったなら、水を追加して、砂糖(ザラメ又はグラニュー糖)とバターとオレンジキュラソーを入れて、更に10分煮て、温かいうちに皿に盛り付け、シナモンパウダーを振りかける。

 

焼きリンゴ

 材料
 リンゴ   1個  (固くしまって酸味が強いもの)
 レーズン 10粒  (オレンジキュラソーに浸しておく)
 バター   1片(2g〜3g)
 砂糖    小さじ1杯(2g〜3g)(グラニュー糖が良い)
 オレンジキュラソー  小さじ1杯
 シナモンパウダー   少々  

 

 作り方
 リンゴは皮のまま洗剤で良く洗う。リンゴの上面からナイフで中心部のタネの部分まで、V字型にくり抜く。くり抜いたくぼみに、レーズン10粒、砂糖小さじ1杯、バター1片、オレンジキュラソー小さじ1杯入れて、200度のオーブンで30分焼く、皿に盛り付けして、仕上げにシナモンパウダーをふりかける。ミントの葉を添えると、香りといろどりがゴージャスになります。

 アドバイス
 この他に、風邪の時には、しょうが湯+葛湯+シナモンが良いです。