作り方
1. パセリは加熱処理をして柔らかくし、包丁で微塵切りしてすり鉢ですり下ろす。
2. 山芋の皮をむいて、卸し金ですり下ろす。
3. そら豆を皮ごと網焼きにしてから、まめを取り出す。
4. 出し汁(ヒガシマルうどん汁の素、1袋を200mlのお湯で溶かして冷蔵庫で冷やす)
5. 丼ぶり4個に、等分に山芋のすりながしを入れ、擂ったパセリを山芋の上面に円周に沿って流し込み、中央部にそら豆2〜3個を盛り付ける。
6. 丼ぶりの周囲から冷やした出し汁(ヒガシマルうどんつゆ)50mlを流し込んで出来上がり。
アドバイス
梅雨の季節は、湿度が高くジメジメして梅雨冷えの様に肌寒かったり、梅雨の晴れ間の日差しでムンムン蒸し暑かったりと、気候の変動に体調も乱れがちになります。特に湿邪と呼ばれる、湿っ気が体内に入り込んで、身体の「むくみ」、「身体の重だるさ」、「食欲不振」などの症状が固定化します。水毒と呼ばれる水分代謝の低下で、腎臓の機能も低下してきます。
そら豆は形が腎臓に似ているので腎臓に良いと云われております。このような季節には腎臓の働きを元気にする、漢方薬や薬膳を上手に取り入れて過すと良いでしょう。山芋やそら豆などは腎臓の働きを元気にする薬膳の食材ですし、パセリは鉄分、ビタミンC、葉酸、など不足しがちな栄養成分が豊富に含まれております。さらに、胃腸がモタレ食事が進まない時や、病後の養生食として、すりながしは咽喉越しが良いので、ツルツル美味しく入って行きます。梅雨時や猛暑の季節に、食が進まない時の薬膳に最適です。
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